Freeしぶき氷、朝日にキラリ/十和田湖

十和田湖子ノ口の小畳石付近のしぶき氷=19日午前8時
十和田湖子ノ口の小畳石付近のしぶき氷=19日午前8時

20日は二十四節気の「大寒」。寒さが1年で最も厳しくなる頃とされる。青森県内でも各地で冷え込みが続く中、十和田市の十和田湖畔の子ノ口では19日、湖岸の波が木の枝に付着して凍結する「しぶき氷」が見られた。

 午前8時の子ノ口は氷点下6度。風はなく、この時期にしては穏やかな天候の朝を迎えた。湖岸を小畳石へ向かうと、しぶき氷が十和田外輪山の縁から差し込む朝日に輝いていた。

 湖畔に突き出す岩に積もった雪は、湖水を浴びて凍結し、まるで青い湖水がそのままの色で、オブジェとなったように色づき湖岸を彩っていた。

 
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