陸上自衛隊八戸駐屯地（遠藤智明司令）で１４日、成人式が開かれ、同駐屯地所属の隊員が自衛官や社会人としての責任と自覚を新たにした。

　式には対象者６１人（男性４７人、女性１４人）のうち、訓練などで不在の隊員を除く４０人が出席した。

　遠藤司令は「社会人としては地域や社会をより良いものにし、次の世代にしっかり引き継ぐことが成人の責任であり義務。より一層の努力と健闘に期待する」と激励した。

　新成人を代表して誓いの言葉を述べた、八戸市出身の第９後方支援連隊の川守田美乃（よしの）陸士長は取材に「より業務に力を入れて頑張りたいという気持ちになった。自衛官、人として成長して、地元に貢献できる大人になりたい」と決意を語った。

　式の最後には八戸陣太鼓が披露され、力強い音色が新成人を祝福した。

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