階上町消防団（内城孝男団長）の出初め式がこのほど、町立階上中で開かれた。観閲や訓示などを通じ、団員は地域を守る意識を新たにした。

　昨年は感染症の影響により中止。２年ぶりの開催となった今回は団員約１２０人、消防車両７台が参加した。

　荒谷憲輝町長による観閲に続き、功績章などの表彰が行われた。荒谷町長は「災害に強いまちづくりのため、一層の精進を切望する」とあいさつ。

　内城団長は、昨年は町内で不審火とみられる火災がなかったことに触れ、「日々の火災予防活動の成果に感謝する。消防精神の鍛錬とさらなる技術の向上を期待する」と訓示した。

………………………………………
※地域のニュースはデーリー東北で。アプリはこちら。
https://www.daily-tohoku.news/user-guide-app