Free「階上の魅力に触れて」 町、巨木20本に案内看板 QRコード付、英語対応も

看板やパンフレットをPRする伊藤武男会長(左)とニコラス・スワンソン主事
看板やパンフレットをPRする伊藤武男会長(左)とニコラス・スワンソン主事

階上町は、町内にある20本の巨木に樹高や樹齢などを記した案内看板を設置した。看板のQRコードを読み込むと、日本語と英語で木の詳細を説明するホームページにアクセスすることができる。関係者は「巨木をきっかけに、町への関心を高めてもらえたら」と呼び掛けている。

 同町は、生活圏内に多数の巨木が残る環境を観光振興に生かしている。

 県や町の天然記念物などに指定されている樹木5種には既に看板を設置していたが、昨年12月、町などの巨木を紹介するパンフレット「巨木の郷(さと)」掲載の木々にも整備。「潮山(うしおやま)神社の銀杏」などで見ることができる。2カ国語でホームページを作成し、海外からの観光客にも楽しんでもらえるようにした。

 巨木巡りなどのボランティアガイドを行う「階上売り込み隊」会長の伊藤武男さんは「樹木への興味が高まる良い看板ができた。巨木巡りと合わせて、食などでも町を堪能して」とPR。ホームページを手掛けた町産業振興課主事のニコラス・スワンソンさんは「今後、ほかの巨木や古木も掲載する予定。国籍を問わず町の魅力に触れてほしい」と話した。

 パンフレットは、町役場や町内観光施設で無料配布している。

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