Free小学生が熱戦、地元の魅力知る はちのへ郷土かるた大会

手を伸ばし絵札を取り合う参加者
手を伸ばし絵札を取り合う参加者

八戸市青少年健全育成「愛の一声」市民会議(浮木隆会長)は6日、八戸福祉体育館で新春恒例の「はちのへ郷土かるた大会」を開いた。市内の小学校や子ども会などから参加した小学生61人が、八戸の名所や特産が紹介された絵札を取り合った。

 大会は地元への理解を深め、郷土愛を育んでもらおうと1992年から開催し、今回が30回目。かるたは2020年3月に改定した令和版を初めて使用した。

 児童は3、4人のグループに分かれ、44枚の絵札を並べた直径約90センチの円を囲んだ。沈黙の中、「笑い声あふれるマチニワいこいの場」などと読み上げられると、児童は大きく手を伸ばし、「はいっ」と声を上げて絵札を取った。

 市立白銀小5年の五十嵐美和さん(10)は「この大会に向けて父と姉と毎日練習した。目標の15枚以上を達成できてうれしい。大会を通じて八戸の魅力をたくさん知ることができて良かった」と笑顔を見せた。

 結果は次の通り。(敬称略)

 ◇団体
 (1)柏崎小(2)高館地区子ども会B(3)白銀小

 ◇個人
 ▽低学年
 (1)駒井楓香(柏崎小)
 (2)白浜大晴(ほぞのなかよしク)
 (3)稲垣祐斗(同)

 ▽中学年
 (1)田中柊眞(柏崎小)
 (2)小林大志(根城っ子仲よしク)
 (3)中村咲良(柏崎小)

 ▽高学年
 (1)小平愛葵(高館地区子ども会)
 (2)山下優花(根城仲よしク)
 (3)荒屋敷奏祐(柏崎小)

 
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