Free「馬みくじ」で幸運を 木彫り馬とおみくじ、セットで販売 ごのへ郷土館

馬みくじをPRする木村明彦館長(右)とスタッフ
馬みくじをPRする木村明彦館長(右)とスタッフ

五戸町豊間内のごのへ郷土館(木村明彦館長)は4日から、木彫りの馬とおみくじがセットになった「馬みくじ」を同館で販売する。おみくじには運勢のほか、町の歴史や町内の名所なども記載されており、木村館長は「幸運を運ぶ馬のみくじ。五戸の歴史に触れながら、幸せをつかんでほしい」とPRしている。

 郷土色のある土産物の開発を模索する中、同町がかつて、南部藩が開設した牧場である南部九牧の一つ「又重野牧」の区域に含まれていたことに着目。2019年から試作を重ねた。

 木彫りの馬は町の木であるオンコ(イチイ)が材料で、同町在住の彫刻家三浦康道さんが一つ一つ手作り。おみくじは馬の尾に見立て、尻の部分に又重野牧の印である「雀印」を刻印した。

 おみくじは、21年2、3月に青森県が実施したインターンシップで豊間内地区を訪れた大学生の意見なども参考に考案された。「(同地区に多い)三浦という名字の人に3人会えば、運勢が上昇するかも」といったユニークな文言が添えられたり、ボールペン贈呈といったサービスが付けられたり工夫されている。

 価格は1個千円。問い合わせは、ごのへ郷土館=電話0178(62)5965=へ。

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