Free八戸きれい海LC発足 砂浜や海岸の清掃活動実施へ

伝達された認証状を掲げる八戸きれい海ライオンズクラブの引敷林徹会長(中央)
伝達された認証状を掲げる八戸きれい海ライオンズクラブの引敷林徹会長(中央)

八戸地域の海の環境保全活動を展開する「八戸きれい海ライオンズクラブ(LC)」の認証状伝達式が19日、八戸グランドホテルで行われた。特定の奉仕活動に特化した「スペシャリティクラブ」の結成は、青森県内で初めて。出席した同LCのメンバーや県内のLC関係者ら約100人が発足を祝うとともに、今後の取り組み推進に向け決意を新たにした。

 八戸きれい海LCは、今年8月に八戸港沖で座礁した貨物船から重油が流出した事故を受け、環境保護活動を展開するために誕生した。

 年会費と労力を限りなく少なくし、主婦や学生らが参加しやすくしたスペシャリティクラブとして結成。創立メンバーは27人で、砂浜や海岸の清掃活動などを行う。

 式典では、県内のLCを束ねる「ライオンズクラブ国際協会332―A地区」の田名部智之ガバナーが、同LCの引敷林徹会長に認証状を伝達した。

 引敷林会長は「現状維持ではなく、海を浄化、きれいにしていこうとする活動をしていく。まだできたばかりの赤ん坊のようなクラブだが、温かく見守ってほしい」と述べた。

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