Free週間ダイジェスト(11月28日~12月4日)

▽八戸の冬の夜空に大輪
 第41回八戸花火大会が28日、八戸市の館鼻岸壁で開かれた。当初は8月に実施予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3カ月延期され、初の冬季開催。色とりどりの約6千発が冬の夜空を彩った。

 ▽青森県産米新品種「はれわたり」と命名
 青森県は29日、2023年の市場デビューを目指す県産主食用米の新品種・青系196号を「はれわたり」と命名したと発表した。県南地方でも作付けできる見通しで、他県のブランド米に匹敵する県産米の上位品種として期待がかかる。

 ▽F16緊急着陸、燃料タンク2個投棄
 30日午後6時10分ごろ、青森空港に米軍三沢基地所属のF16戦闘機1機が緊急着陸した。滑走路は閉鎖され、同空港発着の民間航空機の欠航が相次いだ。防衛省によると、この機体は着陸直前、搭載する燃料タンク2個を投棄し、一つは深浦町役場付近に落下した。

 ▽深浦の住宅の20メートル先に投棄のタンク
 米軍三沢基地所属のF16戦闘機が燃料タンクを投棄した問題で、防衛省は1日、深浦町役場近くで見つかった金属製物体がタンクの1個と確認した。米軍は当初、「非居住地域に投棄した」と発表していたが、現場は住宅地から20~30メートルしか離れていなかった。

 ▽3回目接種スタート
 医療従事者を対象とした新型コロナウイルスの3回目ワクチン接種が1日、むつ市で始まった。むつ総合病院では医師や看護師ら計48人が米ファイザー製ワクチンの接種を受けた。市によると、市内医療従事者約2千人に対する接種は来年1月中にも完了する見通し。

 ▽深浦で2個目のタンク発見
 米軍三沢基地所属のF16戦闘機が燃料タンクを投棄した問題で、捜索中だったもう一つが2日、深浦町深浦の山中で発見された。1日に回収されたタンクが見つかった場所から南東へ約700メートルしか離れていなかった。一方、三沢基地では同型機の訓練飛行が再開された。

 ▽ホッキガイ漁始まる
 三沢―八戸沖で3日、本年度のホッキガイ漁が始まった。八戸港沖での貨物船座礁事故に伴う油流出の影響で八戸みなと、市川2漁協が出漁を断念し、三沢市、百石町2漁協が三沢、八戸両港へ水揚げした。

 ▽日米共同訓練開始
 国内各地を実施場所とする陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練が4日、始まった。17日まで。青森県内では八戸市などで訓練を予定する。

 
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