Free是川遺跡の魅力を再確認 八戸・是川中で世界遺産講座

縄文土器を手に取り、注意深く観察する生徒
縄文土器を手に取り、注意深く観察する生徒

八戸市立是川中(吉田浩之校長)で9日、縄文文化や是川石器時代遺跡について理解を深める講座「世界遺産へGO!是川遺跡から学ぶJOMON」が開かれた。全校生徒約100人が、専門家の解説を通して地域が誇る世界遺産の魅力を再確認した。

 県の主催事業「縄文“体感”世界遺産講座」の一環。今回は市埋蔵文化財センター是川縄文館の市川健夫学芸員が講師を務めた。

 是川遺跡は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ。生徒は1万年以上続いた縄文文化の価値や遺跡から分かる縄文人の暮らしなどについて学んだ。

 引き続き、同遺跡から出土した晩期の土器を観察した。縄文人が使用していたとされる鉢やつぼ、注口土器などを実際に手に取り、重さや感触、形状などを確認した。

 3年の差波直旺さん(15)は「歴史として教科書で学ぶよりも、深く知ることができて勉強になった」と話していた。

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