Free八戸市新美術館、きょうオープン 

使わなくなった山車彫刻と毛布を活用した江頭誠さんの作品=2日、八戸市美術館
使わなくなった山車彫刻と毛布を活用した江頭誠さんの作品=2日、八戸市美術館

八戸市新美術館が3日、オープンする。前日の2日は開館記念セレモニーが開かれ、約300年の歴史と伝統を誇る八戸三社大祭を切り口にした初の企画展「ギフト、ギフト、」が関係者に公開された。11組のアーティストらによる独特の視点を通じ、身近な伝統行事の新たな価値や人とのつながりを見詰め直すことができる展示となっている。

 参加アーティストは、これまで八戸の文化や人を題材に作品制作をした写真家の田附勝さんや浅田政志さん、八戸周辺に根付く馬文化に迫ったドキュメンタリーを撮影した映像作家の大澤未来さん、八戸在住の切り絵作家大西幹夫さんら。多彩なジャンルの新作52点を展示している。このほか、八戸クリニック街かどミュージアムが収蔵する浮世絵75点を出展する。

 毛布で立体作品を制作する江頭誠さんは、山車組と市民から使わなくなった山車彫刻や柄毛布を募り、ピンク色を基調としたかわいらしい空間を演出。田附さんは、八戸三社大祭がルーツとされるデコレーショントラックとその運転者らを写真に捉えた。

 関係者110人が招かれた開館記念セレモニーでは、小林眞市長が「美術館が地域でどんな役割を果たしていくかワクワクしている」、佐藤慎也館長が「変化し続ける活動をジャイアントルームから発信していきたい」とそれぞれあいさつ。テープカットで開館を祝った。

 開館時間は、午前10時~午後7時。初日は午前9時半から入館可能で、同10時からドアオープンセレモニーが開かれる。

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