Free【週間ダイジェスト】10月17~23日

▽八甲田で初冠雪
 青森地方気象台は17日、八甲田山系で初冠雪を観測したと発表した。平年より2日早く、昨年より2日遅い。青森県内は午後7時時点で23観測地点のうち、21地点で今季一番の冷え込みとなった。

 ▽反発収まらぬまま下北の懇談会終了
 青森県教委は17日、プラザホテルむつで県立高校再編第2期実施計画案(2023~27年度)に関する3度目の下北地区懇談会を開いた。大湊とむつ工業を統合する計画案に対し、参加者からは前回に引き続き疑義が示されたが、県教委側は「地区懇談会という形では今回が最後」として幕引きを宣言した。

 ▽自家増殖、原則認めず
 登録品種の「自家増殖」で、品種開発者の許諾が必要となる来年4月施行の改正種苗法に伴い、青森県産業技術センター農林総合研究所は18日、同センター登録品種の対応を明らかにした。県産サクランボのブランド品種「ジュノハート」は、無許可の自家増殖を原則認めない。

 ▽青森3選挙区に8人出馬
 第49回衆院選は19日公示され、青森県内の3小選挙区に計8人が立候補した。県内の立候補者数は現行憲法下の総選挙で最少となった。31日の投開票に向け、12日間の決戦が幕を開けた。

 ▽八戸市長選、出馬予定3氏激論
 24日告示、31日投開票の八戸市長選で、デーリー東北新聞社は20日、立候補予定者による討論会を本社6階メディアホールで開いた。出馬を予定する現職の小林眞氏(71)、自民党青森県議で新人の熊谷雄一氏(59)、同市の歯科医院長で新人の清水文雄氏(73)の3人が、政治姿勢や市の将来像、政策をテーマに激論を展開。

 ▽青森県立高募集人員、全日制30人減
 青森県教委は21日、2022年度の県立高校入学者募集人員を発表した。全日制は六ケ所が1学級減となり、前年度を30人下回る7365人で、出願倍率は1・01倍となる見込み。募集人員は12年連続の減少となる。

 ▽「縄文」活用へ連携
 第24回北海道・北東北知事サミットが22日、青森市で開かれた。4知事は、世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の遺跡保存や活用に連携して取り組む行動宣言に合意。

 ▽A棟にサバ28トン水揚げ
 稼働が低迷する八戸市第3魚市場の荷さばき施設A棟で23日、大中型巻き網船団が三沢沖付近で漁獲したサバ28トンが水揚げされた。A棟の利用は7月のマイワシ90トンに続き今季2回目。

 
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