秋篠宮さまは１１日、自身が総裁を務める大日本農会の岩手県内の推薦優良農家と、オンラインで交流された。出席者それぞれの取り組みを紹介する動画を見た後、各農家にねぎらいの言葉をかけたという。

　これまでに農事功績者表彰を受章した県内の４農家が盛岡市内に集まり、達増拓也知事と大日本農会岩手支会の佐々木和博会長が同席した上で、秋篠宮さまとオンラインでつないだ。

　秋篠宮さまは出席者の話に熱心に耳を傾け、それぞれの農業分野に関心を持った様子で質問するなどし、交流を深めた。

　畜産部門で受章し、交流に出席した久慈市の田村英寛、美紀子夫妻は取材に、「昨年受章したが、新型コロナウイルスの影響で皇居に行けなかった。今回、秋篠宮さまと話すことができ、受章の実感がわいた」と話した。