八戸圏域の１１飲食店の弁当を購入できる「おべんとうマーケット」が１１日、八戸市のショッピングセンター・ピアドゥで始まった。多くの来場者が訪れ、好みの弁当を買い求めている。１２日まで。

　同市の「デリカフェペルチ」代表の松坂直子さんが、食を通じて地域貢献を目指そうと開催した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、売り上げが低迷する飲食店の支援や卸先を失った生産者のフードロス対策などが目的。

　初日は八戸、三戸、階上の３市町にある１１店舗が参加し、１４種類計２５０個が用意された。

　また、生産者が提供した食材を利用して、ひとり親家庭に対して弁当を無償で提供する取り組みなども行っている。

　松坂さんは「飲食店が一生懸命作ったおいしいお弁当。お客さまに楽しんでもらいたい」と話した。

　弁当の販売は午前１１時から。なくなり次第終了。


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