Freeラジオで天台寺の見どころ解説 地元児童がガイド、寂聴さんメッセージも

ラジオ番組の中継で、天台寺について説明する小学生(左から2人目)
ラジオ番組の中継で、天台寺について説明する小学生(左から2人目)

二戸市浄法寺町の古刹(こさつ)・天台寺で24日、寺に関するガイドをラジオで聞きながら歩く「ラジオdeウオーキングin天台寺」が開かれた。市内外から約80人が参加し、同市のコミュニティーFM局「カシオペアFM」の生放送を楽しみながら、寺の歴史や見どころについて理解を深めた。

 イベントは同実行委員会(小軽米健太会長)と同FMが主催。寺近くの漆器製造販売施設「滴生舎(てきせいしゃ)」前に特設スタジオを設け、生放送を行った。

 参加者は滴生舎前を出発し、アジサイが美しく咲く参道を登って、本堂や仁王門などの見どころを見学。今年初めて市立浄法寺小(浅倉圭校長)の6年生15人が各スポットでガイド役を務め、天台寺観光ボランティアガイドの会(関カヨ代表)の会員と一緒に、分かりやすく参加者に説明した。

 番組では、寺に詳しいゲストが歴史や寺にまつわるエピソードなどを紹介。同FMの大久保瞳局長らリポーターが、小学生のガイドの様子を現場から伝えた。

 仁王門でガイドを行った山口鈴鳳(れお)君(11)は「緊張したけれど、はきはきした声で最後まで説明することができた」と笑顔。同市から参加した会社員の小原恵美子さん(58)は「地元の子どもたちが寺の歴史をよく勉強し、上手にガイドをしていて素晴らしいと感じた」と話した。

 番組ではこのほか、名誉住職の瀬戸内寂聴さんが地元の小学生に向けて寄せた、肉声のメッセージ(録音)も紹介。5月で99歳になった寂聴さんは、「私が京都から持って行ったアジサイが、とてもきれいに咲いていると思う。皆さんも天台寺をもっと良くするために、もっと遊びに行って、寺を愛してほしい」と元気な声でエールを送った。

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