Free男性の周産期うつに注意を 十和田で医師が講演

男性の周産期うつ病について理解を深めた会議
男性の周産期うつ病について理解を深めた会議

十和田市妊産婦支援連携推進会議が20日、市保健センターで開かれ、市立中央病院メンタルヘルス科の德満敬大科長が講演し、男性の周産期うつ病に注意を促した。

 会議は妊産婦支援に従事する助産師や看護師、保健師の研修、情報交換の場として年2回開催。今回は本年度の1回目で、12人が参加した。

 德満科長によると、周産期うつ病は妊産婦の自殺や子どもの発達に影響することが知られているが、男性もパートナーの周産期に心理的な危機感を抱き、うつ状態になることが明らかになってきた。増加傾向にある児童虐待のリスクにつながる可能性もあるという。

 德満科長は、産後のうつ病の有病割合は、統計的に男女間で差がないが、現状では父親に対するサポートの視点が欠けていると指摘。「男性は家族を支援する役割が期待され、SOSを出しにくい。周産期うつ病の父親をいかに見つけ、サポートしていくかが課題だ」と強調した。

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