Free豚熱ワクチン 30日から青森県内で接種開始

豚やイノシシの伝染病「豚熱(CSF)」の予防に向け、青森県は30日、津軽地方を皮切りにワクチンの初回接種を始める。初回接種は、県内87農場の飼育豚約30万頭(哺乳豚と出荷直前の豚を除く)が対象となる。

初回接種は、県家畜保健衛生所の獣医師職員が担当。津軽地方、十和田市、六戸町、三八地域、上北地域の北部(七戸町、三沢市、六ケ所村、横浜町)の順で接種し、11月上旬までに終える計画。手数料は1頭310円で、生産者の負担を想定している。

飼育豚のうち、肥育豚(半年以上肥育する場合を除く)と、出生50~60日後の豚は接種が1回で済むが、種雄豚と繁殖豚は最大4回まで継続接種を行う。継続接種は民間獣医師が主導し、初回接種が終了した地域から順次開始する。約70農場の延べ約32万頭が対象となる見通し。

県によると、国に提出した県の接種プログラムを認める通知が12日に届き、14日の県報でワクチン接種開始を告示した。

宮城県で6月、豚熱に感染して死んだ野生イノシシが確認されたことを受け、農林水産省の有識者会議が青森県をワクチン接種の推奨地域に追加していた。

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