青森県は６日、全国的な人の移動を伴ったり、人数が大規模となったりするイベントの主催者に向けた事前相談窓口を、県のウェブサイトに開設した。新型コロナウイルス感染防止対策の実施状況を確認し、主催者に対策の徹底を促すのが狙い。

　県は「参加者が千人を超える」または「全国的・広域的な移動を伴う」場合を事前相談する基準に設定。

　その上で、主催者に対して▽業種別ガイドラインの改定状況▽参加者の動き▽収容率▽大声や歓声の有無―に応じて、イベント概要を載せた資料やチェックリストなどを開催３週間前にメールで提出するよう求めている。

　窓口設置は、国から６月１７日に出された通知に沿った対応。県が開催可否を判断するのが趣旨ではなく、あくまで感染対策の確認が目的という。　県防災危機管理課は「主催者に講ずべき対策を実施してもらうことが大事。積極的に相談してほしい」と呼び掛けている。

　事前相談窓口のウェブサイトのＵＲＬはｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｐｒｅｆ．ａｏｍｏｒｉ．ｌｇ．ｊｐ／ｋｏｈｏ／ｅｖｅｎｔ＿ｓｏｕｄａｎ．ｈｔｍｌ