Free柴五郎の功績、後世に むつで顕彰碑除幕式

完成した柴五郎翁顕彰碑と記念写真に収まる関係者たち
完成した柴五郎翁顕彰碑と記念写真に収まる関係者たち

少年時代を斗南藩領の下北半島で過ごし、陸軍大将まで上り詰めた柴五郎(1860~1945年)の功績を後世に伝えようと、柴五郎翁顕彰碑建設実行委員会(小町屋侑三委員長)は6月27日、むつ市落野沢の柴五郎住居跡で、完成した顕彰碑の除幕式を開いた。

 碑の建立は斗南藩150年記念事業の一環で、会津若松市の室井照平市長が揮毫(きごう)した書を刻んだ。住居跡の解説版もリニューアルされた。

 式には小町屋委員長や宮下宗一郎むつ市長らが出席。小町屋委員長は「柴五郎に関する碑は今までどこにもなかった。むつ市の誇りとして、多くの人に知ってもらいたい」と強調。

 宮下市長は「会津とむつ市の歴史は、幕末明治そのものの歴史。これをきっかけに歴史がさらに積み重なって行くことを願う」と話した。

 
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