Freeデーリー政懇6月例会 作家、ビール文化研究家の端田晶氏が講演

ビールの歴史やおいしい注ぎ方について講演する端田晶氏=22日、八戸市
ビールの歴史やおいしい注ぎ方について講演する端田晶氏=22日、八戸市

デーリー東北政経懇話会6月例会が22日、八戸グランドホテルで開かれた。作家でビール文化研究家の端田晶氏が「日本麦酒産業史~ビールがもっとおいしくなる話、あります」と題して講演。日本で醸造されるようになった明治期から現代までのビール史をひもとくとともに、自宅でできるビールのおいしい注ぎ方について実演した。

 端田氏はサッポロビールに1980年入社。ヱビスビール記念館長や文化広報顧問などを歴任した。今年3月に退社してフリーとなり、ビール文化の啓発に取り組んでいる。

 明治期に国内のビール産業が誕生した背景について端田氏は「大麦とホップという新しい作物が根付き、雇用創出や、外貨獲得による貿易黒字を期待した。文明国をアピールし、日本を欧米列強の侵略から守る狙いがあった」と説明した。

 自宅で可能なビールのおいしい注ぎ方である「三度注ぎ」を披露。縦と横が2対1となるグラスをきれいに洗って真っすぐ置き「まず少し高いところから勢いよく、次にゆっくりと泡を落ち着かせるよう注いだ後、静かに泡を盛り上げるように仕上げる」と解説し、来場者に実践を促した。

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