Free夏ニンジン収穫期到来 三沢の施設で選果作業

ニンジンの形や品質を見定める作業員=21日、三沢市
ニンジンの形や品質を見定める作業員=21日、三沢市

青森県南地方が夏ニンジンの収穫シーズンを迎えている。三沢市谷地頭のおいらせ農協人参(にんじん)洗浄選別施設では21日、県外への出荷に向けた選果作業が行われ、作業員が鮮やかなオレンジ色のニンジンの形や品質を手際良く見定めた。

 三沢市と六戸町をエリアとする同農協などによると、県産の夏ニンジンは毎年6月下旬から7月いっぱいが収穫や出荷のピーク。このうち同町では18日に収穫、19日に選果作業が始まり、20日に県外へ初出荷した。

 同農協管内での本年度の栽培面積は、前年度比約8%増の165ヘクタール(三沢99ヘクタール、六戸66ヘクタール)。販売数量の目標は、前年度実績を7%上回る6730トンに設定している。

 施設ではこの日、作業員が同町内で収穫されたニンジンを厳しくチェックし、箱詰めする作業が行われた。同農協の担当者は「今年はいつもより若干、収穫開始が早い。出来は順調だ」と話していた。

 
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