Freeコロナに負けるな、給食に「がんばる丼」/南部町

がんばる丼を頬張る児童(写真上)と、南部町の学校給食に登場した特別メニュー「がんばる丼」(中央)
がんばる丼を頬張る児童(写真上)と、南部町の学校給食に登場した特別メニュー「がんばる丼」(中央)

南部町の10日の学校給食に、牛丼、ハンバーグ、目玉焼きが載った特別メニュー「がんばる丼」が登場した。コロナ禍で学校生活に制約を受ける子どもたちを元気づけようと昨年度に続いて町が提供。児童は青森県産牛を使った豪華な給食を口いっぱいに頰張り、笑顔を見せた。

 同町の学校給食は1食当たり小学校が270円、中学校が300円だが、がんばる丼のメニューは800円に設定。町内は学校給食費が無償のため、費用は町が負担した。

 同日は工藤祐直町長が町立福地小に来校し、6年生の教室で「地元のおいしいものを食べて、元気に学校に通って」とあいさつ。児童と一緒に特別メニューを味わった。

 6年の髙嶋芽衣(めい)さん(12)は「新型コロナの影響で出掛けられず、我慢することも多い。でも、がんばる丼を食べたら元気が出た」と話した。

 
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