Free観光農園でヤギのベビーラッシュ アグリの里おいらせ

元気に走り回るアン(左)とハナコ
元気に走り回るアン(左)とハナコ

おいらせ町の社会福祉法人誠友会(苫米地義之理事長)が運営する「観光農園アグリの里おいらせ」で今月、ヤギの赤ちゃんが4匹生まれ、愛くるしい姿を見せている。

 生まれたのは、双子の女の子「アン」と「ハナコ」、双子の男の子「めかぶ」と「だいご」。昨年誕生したのは1匹で、職員の井上沙織さんは「2回も双子が生まれるのは珍しい」と話す。

 4匹は、施設内の草地を元気に走り回ったり、母ヤギと一緒に草をはんだりしている。赤ちゃんヤギの体長は約50センチで、1カ月ほどで約1メートルの大きさに成長する。アンとハナコは施設内の熱帯果樹栽培ハウス隣の飼育コーナーで、めかぶとだいごはイチゴのビニールハウス隣の飼育コーナーでそれぞれ見学できる。

 同施設ではほかにも、大人のヤギ、ポニー、ウサギなどさまざまな動物と触れ合うことができ、100円で餌やり体験もできる。

 誠友会では今後、運営する特別養護老人ホーム「木崎野荘」の入居者を対象に、動物との触れ合いによって人々の心を癒やす「アニマルセラピー」の実施を予定している。

 アグリの里おいらせは、年末年始を除いて営業しており、時間は物産館が午前10時~午後4時、農産物直売所が午前8時半~午後5時半。動物は午前10時~午後4時に見学できる。

 
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