Free節目の年、記念ロゴで盛り上げ 太平洋無着陸横断のミス・ビードル号

ミス・ビードル号の記念ロゴマーク
ミス・ビードル号の記念ロゴマーク

1931年10月、淋代海岸(三沢市)を飛び立ったミス・ビードル号が世界初の太平洋無着陸横断飛行に成功。今年で90周年を迎えるに当たり、市姉妹都市委員会(熊野稔委員長)は記念ロゴマークを作成した。使用基準に即していれば誰でも無料で使用できる。事務局の市国際交流課はグッズや商品の包装、ポスターなどに広く活用してもらい、市内外のあちこちでロゴマークが見られるようにして、節目の年を盛り上げたい―としている。

 ロゴマークは、90周年の「90」の数字をビードル号と太陽で表現。横断した太平洋を日本の伝統的な模様の「青海波(せいがいは)」を用いて表すなど、日本らしさやビードル号が人々に与えた希望を感じさせるデザインだ。「太平洋無着陸横断飛行」の表記は日本語と英語の2通り。カラーのほか、モノクロ仕様やネガ仕様もある。

 著作権など一切の権利は同委員会に帰属するが、法令や公序良俗に反しないなど基準の範囲内の使い方で、90周年のPRや市の国際交流の振興などにつながる目的であれば、大きな制限はない。希望者は同委員会に届け出る。使用期間は2022年3月31日まで。

 同課の根岸貴之課長は「いろんな人に使ってほしい。ロゴマークから、ビードル号の偉業について多くの人に興味を持ってもらいたい」と期待を寄せる。

 問い合わせは、三沢市国際交流課=電話0176(51)1255=へ。

 
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