Free【月刊Dash】葛野新体制で昇格を目指す ヴァンラ―レ開幕特集 

新入団の佐々木快
新入団の佐々木快

青森県南地方を拠点とするサッカーJ3のヴァンラーレ八戸は、J参入3季目の戦いが始まった。昨季は参入初年度の10位を下回る15位と低迷。今季は、チームをJリーグ昇格に導いた葛野昌宏監督(45)が再び指揮を執り、「一戦一戦に集中して、泥くさく」戦い、上位浮上を狙う。

 チームは新加入選手が15人と過半数を占める。主将には在籍14年目のベテラン新井山祥智(35)が指名され、陣容が様変わりしたチームの屋台骨として、“ヴァンラーレスピリット”の浸透を図る。

 (18日に発行の月刊Dash3月号ではヴァンラ―レ八戸のほか、各競技の高校選抜大会に臨む高校選手、プロスポーツなどを特集している。プロ野球選手名鑑付き)

 ■新入団選手・佐々木快(弘前市出身)

 名門・青森山田高3年時に全国大会優勝も経験した弘前市出身のストライカーが、地元青森の地でプロのキャリアをスタートさせる。武器はゴール前の動きだしと、シュートの多彩さ。「フォワードとしてゴールという結果で証明する」と闘志をみなぎらせる。

 1歳上の兄の背を追って、小学1年で競技を始めた。当時から体格が良く、周囲より上達も早かったため、すぐにチーム内に敵はいなくなった。中学時代は地元の強豪クラブに進んだが、そこでもまた“大将”になった。

 もっとレベルの高いところで勝負したい-と、高校は青森山田に進学した。部員数約200人。青森山田中や、Jリーグクラブのジュニアユース出身者ら国内各地から集まった猛者相手では、それまでのようにいかなかった。1年時は最も下のDチームからスタート。きつい練習が多かったが「絶対にトップチームに上がる」と歯を食いしばって地道に努力した。2年春にCチーム、その年の夏にBチームに上がり、高校最後の年、やっとトップチームに仲間入りした。「やり続ける、やり切ることを学んだ。メンタル面で強くなった」と高校3年間を振り返った。

 高校時代に苦楽を共にした仲間との絆は強く、今でも交流が続いている。特に、新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合数が減り、心身共に調整が難しかった昨年は「同世代のメンバーとZOOM(ズーム、ビデオ会議システム)で話してモチベーションを上げていた」。とりわけ、同じ2冠世代で、今季からJ3のFC岐阜でプレーする小山新(六ケ所村出身)とは親交が深いといい、「今まで面と向かって試合する機会はなかった。ポジションもフォワードとセンターバック。マッチアップしてみたい」と対戦を心待ちにしている。

 プロ1年目から「目標は2桁得点」と強気な22歳。「チーム目標である『J2昇格圏内』を達成するためにも、ゴールでチームに貢献したい」と張り切っている。

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 ※Dash3月号は、本紙発行エリアのコンビニ、カネイリ、伊吉書院、成田本店(青森市内3店含む)、本紙販売店で販売中。津軽地方の方は成田本店がお求めやすいです。

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