Free青森県が縄文遺跡群オリジナルブックカバーを配布中 DLでも入手可

県内の書店で配布しているブックカバー。亀ケ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶をデザインしている
県内の書店で配布しているブックカバー。亀ケ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶をデザインしている

今夏の世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の認知度向上を図ろうと、青森県は県内と首都圏の書店でオリジナルブックカバーを配布している。

 購入した書籍に巻かれるカバーに、縄文遺跡群構成資産の亀ケ岡石器時代遺跡(つがる市)から出土した遮光器土偶をあしらったもの。県世界文化遺産登録推進室の担当者は「土偶と一緒に縄文遺跡群の世界遺産登録を祈ってもらえたら」とPRしている。

 ブックカバーの配布は今回で4度目。カバーのイラストは「縄文あおもりカレンダー2021」の入賞作品である、中泊町立薄市小6年の北畠昊(そら)君の絵「よみがえる土偶」を採用した。鉛筆の濃淡で、遮光器土偶を繊細に表現している。

 配布するのは県内の成田本店4店舗、TSUTAYA(ツタヤ)4店舗、伊吉書院八戸類家店、首都圏のブックファースト18店舗。これまでは青森市内の書店が多かったが、今年は八戸市や弘前市などでも展開している。

 文庫本サイズで配布は6万枚。なくなり次第終了する。「青森県の縄文遺跡群」ホームページからもダウンロードして使用できる。

 
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