Freeエール込めた千羽鶴3束 TMG48が中央病院に寄贈/十和田

丹野弘晃事業管理者(左から3人目)に千羽鶴を贈ったTMG48のメンバー
丹野弘晃事業管理者(左から3人目)に千羽鶴を贈ったTMG48のメンバー

医療従事者にエールを送ろうと、十和田市の市民団体「TMG(トワダもてなしガールズ)48」は12日、市立中央病院に千羽鶴3束を贈った。賛同した多くの市民が制作に携わっており、代表の前田美保子さんは「一つ一つに医療従事者の皆さんへの感謝の気持ちが込められている」と話し、新型コロナウイルスと最前線で闘う医療スタッフを激励した。

 TMG48は、桜の開花時期に官庁街通りでガイドを行っているほか、昨年6月からは道の駅とわだ「とわだぴあ」で観光案内にも取り組んでいる。今回の千羽鶴は、新型コロナで社会が沈む中で何かできることはないかと考え発案した。

 折り鶴の制作はメンバーや家族、知人に加え、市内外からとわだぴあを訪れた来店客も協力。その結果、当初の目標の千羽を大きく上回る3千羽が集まった。

 同日はメンバー6人が同病院を訪れ、丹野弘晃事業管理者に寄贈。それぞれの束には、「ありがとう」「応援しています」「がんばってください」と、医療従事者に向けた言葉を添えている。

 丹野管理者は「多くの方々の気持ちがうれしく、我々のモチベーションも上がる。地域医療に責任を持って仕事しなければとの思いを再確認した」とお礼を述べていた。

 同病院の1階エントランスに飾る予定だという。
丹野弘晃事業管理者(左から3人目)に千羽鶴を贈ったTMG48のメンバー

 
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