Free斬新アート?いえモグラの仕業です 八戸・種差の天然芝生

白い雪の上に黒い模様となって浮かび上がる「モグラ塚」=5日午後0時正午ごろ、八戸市の種差天然芝生地
白い雪の上に黒い模様となって浮かび上がる「モグラ塚」=5日午後0時正午ごろ、八戸市の種差天然芝生地

暦の上では春を迎え、雪解けが進む八戸市の種差天然芝生地では、モグラの活動が活発だ。5日、地表付近にトンネルを掘る際にできる「モグラ塚」があちこちで見られ、不思議な模様を芝生地に浮かび上がらせていた。

 種差観光協会によると、モグラ塚は年間を通して見られるが、観光客が減る冬場は特に多いという。

 同協会の柳沢卓美会長(72)は「モグラが塚を増やすと芝生は荒れ、景観を維持するのも大変だが、地面を耕し土壌を豊かにもしている。種差に興味を持つきっかけの一つとなればうれしい」と笑顔で話した。
白い雪の上に黒い模様となって浮かび上がる「モグラ塚」=5日午後0時正午ごろ、八戸市の種差天然芝生地

 
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