Free八戸小でカードゲーム「あおもりアッテラ!」出前授業 県内名産品学ぶ

カードゲームを通して郷土への関心を高める児童
カードゲームを通して郷土への関心を高める児童

八戸市立八戸小(大浦和典校長)は1月28日、同校で県内40市町村の名物をイラスト化した絵合わせカードゲーム「あおもりアッテラ!」を使った特別授業を実施し、児童がゲームやクイズで楽しみながら郷土への関心を高めた。

 あおもりアッテラ!は昨年10月に発売。今月20日までに八戸市内全小学校へ寄贈され、県内全小学校へも配布を予定している。

 特別授業には同校の4年児童約50人が参加。開発に携わった、デーリー東北新聞社の社内分社「東北のデザイン社」の佐々木遊クリエイティブディレクターらが講師を務めた。

 ゲームでは、順番に1枚ずつカードをめくって場に置き、同じ絵を見つけた児童は「アッテラ!」と元気にイラストを指さした。ゲームで盛り上がりながら、「十和田湖に行ったことあるよ」などと、名所に関する会話が弾んだ。

 その後は名物イラストを使ったクイズにも挑戦。「ニンニクが有名な町は」などの問題に積極的に答えた。

 菜の花が横浜町の名産品だと知った大川原望花さん(10)は、「県内の特色について学習してきたが、名産品を新たに知ることができた。アッテラで遊びながらたくさん勉強したい」と話した。
カードゲームを通して郷土への関心を高める児童

 
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