Freeリンゴ、おかずでもイケる?! 消費拡大へ試食会/むつ

「りんごのなます」の作り方を説明する畑山榮子さん(奥)
「りんごのなます」の作り方を説明する畑山榮子さん(奥)

食育や農家支援などを手掛けるむつ市の合同会社「むっつのたね」(久保里砂子代表社員)は19、20の両日、市内の民宿や飲食店で、リンゴを食べる習慣づくりに向けた食育活動を実施した。同社と日頃から親交のある地元グループのメンバーが、リンゴを使ったおかずの試食や、さまざまな品種の食べ比べを楽しみながら理解を深めた。

 同社が青森県から事業を受託した「りんご食習慣づくり推進活動」の一環として実施。19日は同市大畑町の民宿松ノ木で行われ、地元の裂き織りを楽しむグループのメンバー4人が参加した。

 4人は同社の依頼で民宿女将の畑山榮子さん(62)が発案した「りんごのなます」を試食。すりおろしたリンゴと、いちょう切りにした赤色と黄色の皮付きリンゴを使った一品で、「リンゴが変色してなくてきれい」などと味わいや彩りに感心していた。

 このほか、ふじや王林、台湾で1個2千円の高級品として取り引きされている「大紅栄」など9品種を食べ比べ、味や食感の違いも楽しんだ。

 おかずのレシピは、飲食店が発案したものも含めて同社が今月中にまとめてカードにして、下北地域のスーパーなどで配布してもらう予定。

 リンゴの消費拡大を図る「青森りんごで健康応援隊」のメンバーでもある久保代表社員によると、2018年のリンゴの年間購入数量は、70歳以上で1人当たり7・2キロだが、若年化するほど低下し、29歳以下だと同0・8キロしかないという。

 久保代表社員は「リンゴは生食以外にもおかずになることを知ってほしい。レシピがリンゴの消費拡大につながればうれしい」と話していた。