Freeコロナと正しく向き合おう 基礎知識や感染予防法を動画、アプリで配信/リコネクト(八戸)

新型コロナの基礎知識や予防法などの情報配信に向けて準備を進める小倉和也理事長=11日、八戸市
新型コロナの基礎知識や予防法などの情報配信に向けて準備を進める小倉和也理事長=11日、八戸市

医療や介護、教育などの多職種連携を目指す八戸市のNPO法人「Reconnect(リコネクト)」(小倉和也理事長)は17日に新型コロナウイルスの予防法や受診、検査の流れなどを解説する動画の配信と、必要な情報を発信するアプリの運用をスタートする。新型コロナに関する正しい知識を地域住民や医療福祉関係者、企業などあらゆる立場の人が共有することによって、地域一体となった対策を推進していく。

 動画では、新型コロナの基礎知識のほか、感染リスクを最小限にするための行動や手指消毒などの感染予防方法、療養中の注意点、介護施設や在宅医療での対策について専門職がレクチャーする。アプリでは情報源が明確で、医学的な根拠に基づいた情報を配信。より正確な情報を更新することで地域の共通認識を高め、あいまいなうわさによる風評を防ぐ狙いもある。

 「診療・検査医療機関」(指定医療機関)となっている同市のはちのへファミリークリニックで、患者の診療や検査を行う小倉理事長は「現場ができることは限られている。感染拡大を防ぐには市民一人一人の行動が大切」と強調。アプリを活用し、いずれは検査結果待ちや入院調整中の人、自宅療養中の患者の健康観察にも役立てていく考えだ。

 リコネクトでは現在、地域住民や医療介護現場などが協働して在宅ケア、救急医療など地域課題の解決を目指す取り組み「はちのへ共生大学」の開学に向けて準備を進めており、今回の取り組みもその一環。小倉理事長は「コロナ対策は地域全体が共通認識を持たなければならない」との考えを示し、「正しい情報の配信を通して、共通目標に向かって取り組む基盤にしていきたい」と力を込める。

 動画の閲覧やアプリの利用は無料。17日午前10時からは、同市の「はっち」で動画やアプリを紹介する資料を配布する。