Free固まる残雪、道路ガタガタ/八戸市内 ドライバー苦戦、行政に苦情も

年末年始に降った雪が固まり、道路がでこぼこになっている=4日、八戸市沼館1丁目
年末年始に降った雪が固まり、道路がでこぼこになっている=4日、八戸市沼館1丁目

年末年始に降った雪が固まって、八戸市内の道路がでこぼこになり、車の走行が困難になっている。国道など大きな幹線道路は除雪されているものの、枝葉の道路は残雪が多く、市民からは早く除雪してほしい―と行政に苦情も。新年最初の平日となった4日、市内ではわだちにハンドルをとられながら、慎重に車を走らせるドライバーの姿が見られた。今週も厳しい冷え込みが続く見通しで、しばらくは、道路の凍結やでこぼこ道に対応した慎重な運転が必要になりそうだ。

 青森地方気象台によると、同市では昨年12月30日に雪が降り始め、31日には積雪27センチを観測。1月4日の通勤のピークである午前8時ごろには18センチの積雪だった。

 同日に同市尻内町で会社の雪片付けをしていた男性会社員(36)は「渋滞すると思って早めに家を出たが、思った以上に道路がガタガタで車が走りにくくて驚いた。日中に溶けかかってまた凍るとさらに怖い」と不安をこぼした。

 八戸署の浦田浩彰交通官によると、年末年始の12月29日~1月3日の交通事故件数は、物損と人身合わせて計約160件。「雪で歩道を歩けずに、歩行者が道路にいることもあるため、歩行者と運転者が互いに注意してほしい」と呼び掛ける。

 また、時速50キロの凍結路面での制動距離は約76メートルと、乾燥路面の3倍以上に達するため、十分な車間距離と、速度を落とすことが重要だという。

 市道路維持課によると、4日までに市民から「道路を丁寧に除雪してほしい」といった要望などが複数寄せられた。小林眞市長は年頭会見で「市民の皆さまに、大雪の対応でご迷惑をお掛けしたことをおわびしたい。早急に融雪剤の配布などを進めたい」と対策を示した。

 5日の青森県内は気圧の谷や寒気の影響で雪や曇りとなり、引き続き交通障害や水道管の凍結に注意が必要だという。