Free青森県内コロナ解雇1316人、前月比380人増と大幅悪化

青森労働局は30日、新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止めされた青森県内の労働者が11月20日時点で、見込みも含め61事業所、1316人に上ったと発表した。前回発表の10月23日時点から11事業所、380人増と大きく悪化。同局の請園清人局長は「多くの事業所が各種支援策で雇用維持を図ってきたが、限界に近づいてきている。非常に厳しい状況」と危機感をあらわにした。

 新たに解雇が発生したのは製造業3事業所、255人、宿泊業3事業所、72人、卸売・小売業2事業所、13人など。「雇用調整の可能性がある」としているのは1589事業所に上り、さらなる増加が懸念される。

 製造業では、光学機器メーカーのタムロン(埼玉県)が弘前工場と青森市の浪岡工場で200人の希望退職者を募集。宿泊業では青森市のホテルクラウンパレス青森が約40人の解雇を予定するなど、大量離職も発生している。

 大規模な人員整理が行われたストッキング製造のアツギ東北(神奈川県海老名市)では、むつ事業所(むつ市)の求職申込者127人のうち、26人の再就職が決定。早期就職を希望する約30人に対し、職業相談などを通して再就職支援をしていくという。

 一方、雇用調整助成金は11月20日までに1万363件の申請があり、1万22件支給。休業支援金・給付金は2037件の申請があり、1650件支給した。両支援策は来年2月末までの延長が決まっている。