天鐘(11月30日)

谷崎潤一郎は流麗に言葉を紡いだ。「玉のように半透明に曇った肌が、奥の方まで日の光を吸い取って夢みる如きほの明るさを啣(ふく)んでいる感じ」。その感性に倣えば、見た目が地味な羊羹(ようかん)も高貴に思えてくる▼随筆集の『陰翳(いんえい)礼賛』.....
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