Free【週間ダイジェスト】11月22~28日

▽洋野などで10人感染
 岩手県などは22日、洋野町の30~80代の男女3人を含む県内10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。洋野の3人はいずれも21日に感染が発表された同町在住の90代女性の接触者。

 ▽経済雇用対策充実を
 青森県の三村申吾知事は23日、オンラインで開かれた全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部会合で、経済雇用対策の充実を国に求める必要性を改めて訴えた。

 ▽洋野でクラスター
 岩手県などは24日、洋野町の50~90代の男女4人を含む県内14人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。洋野の4人はいずれも、既に感染が判明しているデイサービス施設の関連で、一連の患者は計8人。県は「クラスター(感染者集団)として対策を講じる必要がある」と判断した。福祉施設のクラスターの確認は県内初。県内の感染確認は計155人となった。

 ▽市民病院の看護師感染
 八戸市は25日、同市在住の30代女性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染したのは市立市民病院の看護師で、新型コロナ陽性者入院病棟で勤務していた。市内の感染確認は31人目となった。

 ▽三戸管内で初の感染
 青森県は26日、三戸地方保健所管内で30代男性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。一方、日本原燃は同日、男性が六ケ所村の核燃料サイクル施設構内で働く協力会社社員であると明らかにした。同管内の感染確認は初めて。県内の感染者は累計285人となった。

 ▽水産振興で連携
 東通村と北海道大大学院水産科学研究院、同大水産学部は26日、村の水産振興に関する連携協定を締結した。水産資源回復や高付加価値化に向けた調査・研究などを協力して進める。同大が青森県内自治体と連携協定を締結するのは初めて。

 ▽大規模経営体が増加
 農林水産省が27日発表した2020年の「農林業センサス」(概数値)によると、青森県の農業経営体は2万9022経営体で、前回(15年)から6892経営体が減少。高齢化や担い手不足が進む一方、経営耕地面積が10ヘクタールを上回る農業経営体は全体の44・9%を占め、8・3ポイント伸びた。

 ▽青森県南で初積雪
 冬型の気圧配置が強まった影響で、青森県南地方では27日深夜から28日朝にかけて雪が降り、今冬初の積雪となった。青森地方気象台によると、八戸で5センチ、十和田で9センチを観測した。

 
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