Free「八戸前沖さば」ブランド認定 関係者、水揚げの復調に期待

「八戸前沖さば」としてブランド認定されるサバの水揚げ作業=19日、八戸市第1魚市場
「八戸前沖さば」としてブランド認定されるサバの水揚げ作業=19日、八戸市第1魚市場

八戸前沖さばブランド推進協議会(横町俊明会長)は27日、八戸港に水揚げされたサバのブランド認定について、今年は19日の水揚げ分にさかのぼって開始すると発表した。昨年より3日早いが、2007年の制度発足以降で見ると、2年連続で認定が11月にずれ込んだ。20日以降、同港のサバは数量が伸び悩んでおり、関係者は今後の復調に期待を寄せる。

 「八戸前沖さば」の定義は、認定期間中に三陸以北の日本近海で漁獲、同港に水揚げされたサバ。昨年同様、対象はマサバのみで、セレモニーの出発式も行わない。認定期間の終了時期は未定という。

 今年は10月21日から10回のサンプル調査を実施。8回目となる11月19日の水揚げ分で脂肪分量15%超といった目安をクリア。その後も十分な脂肪分量を維持したため、認定を決めた。

 八戸市水産事務所によると、同港のサバ水揚げの主力を担う大中型巻き網船の数量は26日現在で1万2730トンと、昨年同期の37%増。ただ、サバの群れの南下に伴い、巻き網船団も一部を除いて宮城県沖で操業しており、ここ数日は八戸港への水揚げも低調に推移している。

 八戸商工会議所で記者会見した横町会長は「今年も認定できてほっとしている。サバには免疫力を高める効果があるとも言われる。数はまだ少ないが脂の乗りはいいので、ぜひ、八戸のサバのおいしさを楽しんで」とPRしている。