Free【新型コロナ】洋野のデイサービスでクラスター 岩手県内新たに14人感染

岩手県などは24日、新たに洋野町の50~90代の男女4人を含む県内14人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。洋野の4人はいずれも、既に感染が判明しているデイサービス施設の関連で、一連の患者は計8人。県は「クラスター(感染者集団)として対策を講じる必要がある」と判断した。福祉施設のクラスターの確認は県内初。県内の感染確認は計155人となった。

 県によると、新たに判明した洋野の4人のうち3人は、22日に感染が発表されたデイサービス利用者の80代男性の同居家族で、80代女性、60代男性、50代女性。いずれも濃厚接触者に当たる。あとの1人はデイサービス利用者の90代女性。4人とも症状はあるものの、重症ではない。

 家族3人は発症の2週間以内に、買い物や医療機関の受診などで県外へ外出した。利用者の90代女性は週に2回、デイサービスに通っており、既に感染が判明したデイサービス施設職員らの接触者だった。県は今後、4人の家族や友人らの検査を進める。

 デイサービス施設関連では、これまでに計82人の検査を実施。24日までに利用者3人、利用者の家族3人、施設職員、系列事業所職員の感染が確認された。

 施設は既に休止しており、今後、施設内の消毒作業を実施する予定だという。

 県はクラスターとして各種対策を進める一方、利用者や接触状況を既に把握し、封じ込めの作業を積極的に実施していることなどから、「それほど大きな広がりにはならないだろう」との見方を示した。

 県内で福祉施設のクラスターが確認されたことなどを受け、県は24日、新型コロナの対策本部員会議を開催。達増拓也知事は、家庭や職場を含む全ての場での感染対策や毎日の健康確認、体調不良時の外出回避などを県民らに呼び掛けた。

 県内ではこのほか、盛岡市4人、滝沢市と宮古市で各2人、花巻市と紫波町で各1人の感染が確認された。

 
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