Free総菜やピッツァなど多彩な商品も 八戸・三春屋で「堅豆腐フェア」

堅い豆腐を使った総菜などが並ぶ「南部の堅豆腐フェア」=12日、八戸市
堅い豆腐を使った総菜などが並ぶ「南部の堅豆腐フェア」=12日、八戸市

八戸市十三日町の三春屋地下食品売り場で12日、「南部の堅豆腐フェア」が始まった。北奥羽地方に古くから伝わる堅い豆腐を使った総菜やピザなどが並び、多くの買い物客でにぎわっている。14日まで。

 堅い豆腐は一般に流通する豆腐に比べて豆の使用量が多いため、豆の風味が感じられ、植物性タンパク質が豊富に含まれる。にがりの配合や余分な水分が抜けることで独特の弾力と歯ごたえが生まれるのが特長。旧八戸藩の時代から食され、正月や晴れの日に煮しめや田楽として食べられていたが、近年は製造する豆腐店が減少している。

 フェアは堅い豆腐の継承を目指し、同地方の豆腐店や食品製造業など約20の事業者が合同で展開する「南部の堅豆腐プロジェクト」の第1弾。店頭には豆腐や豆乳に加え、堅い豆腐を使った串カツやハンバーグなどの総菜、豆腐と南蛮みそを載せたピッツァなどユニークな商品も並ぶ。

 12日は同店でキックオフ式が開かれ、事業者やプロジェクトに協力する宮城学院女子大(仙台市)の学生ら約20人が出席。チームリーダーを務める桜庭伸浩副店長が「地域の歴史が育んだ貴重な産品。これからも多くの事業者と連携して活動していきたい」とあいさつし、関係者がテープカットならぬ“豆腐カット”をしてスタートを祝った。