Free【北奥羽の神社】呑香稲荷神社(二戸市)

「呑香(とんこう)」は、アイヌ語で「かがやける丘」を意味するともされており、二戸市中心部を一望でき、夕日を眺められる小高い丘に位置している。 801年に出羽大物忌神社(山形県)の御分霊として鎮座。1683年に呑香稲荷大明神の神号を受け、南部藩によって社殿が建立された。

 その後も藩主によって代々守り続けられ、農業や商業、漁業の守護神として、二戸以外の周辺地域からも厚い信仰が寄せられた。現在も「いなりさん」と呼ばれ、多くの市民らに親しまれている。

 境内には、二戸地域の戦国武将・九戸政実や南部藩に忠義を尽くした相馬大作ら地元の偉人を祭る神社も置かれ、歴史を伝える中心地的な役割も。約350年前に南部藩主から奉納された「六角みこし」は、現在も二戸まつりで山車の運行と共に渡御が行われている。

 【祭神】宇迦廼御霊命(うかのみたまのみこと)
 【御利益】商売繁盛、子孫繁栄など
 【住所】二戸市福岡五日町29