Free受刑者に351万円賠償命令/つがる4人死亡損賠訴訟

つがる市の国道で2018年に4人が死亡する飲酒運転事故を起こし、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪で懲役20年の実刑判決が確定した男性受刑者(34)に対し、犠牲者2人の遺族が計約1231万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、青森地裁五所川原支部(佐々木大慧裁判官)は13日、約351万円の支払いを命じた。

 原告は息子=当時(43)=とその妻=同(30)=を亡くした女性。 佐々木裁判官は判決理由で「事件は極めて危険性の高い悪質な行為により生じており、精神的苦痛は多大だ」と指摘。「謝罪の手紙を送ったことを踏まえても精神的苦痛を軽減するものとは言い難い」とした。

 判決によると、男性受刑者は18年9月22日未明、同市の国道で飲酒運転をして車4台が絡む事故を起こし、4人を死亡させ3人に重傷を負わせた。