Free【北奥羽の神社】鳴雷神社(洋野町)

鳴雷(なるいかづち)神社は、洋野町大野地区に鎮座し、旧大野村時代から地域全体を見守ってきた。地区住民からは「雷神さま」と呼ばれ親しまれる。
 神社の建立や修築の際に建立者や年を記した「棟札(むなふだ)」は、現存する最古のものが1758(宝暦8)年となっている。
 地域の豪族とされる大野弥五郎が、1500年代の天正年間に建立したと伝わる。神社に奉納されている「俳諧献額」は1823(文政6)年のもので、八戸藩第7代藩主南部信房公の句をはじめ、71首の歌が掲載されている。江戸時代に地域に俳諧文化が栄え、神社が句会の場となったことが分かる。
 【祭神】鳴雷大神
 【御利益】五穀豊穣、国家安泰、災害から守る
 【御朱印】あり
 【住所】洋野町大野第9地割40
 ※ネット連載

 
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