Free久慈市立図書館が「電子図書館」スタート/県内で2例目

久慈市電子図書館の画面。タブレット端末やスマートフォンでも利用できる
久慈市電子図書館の画面。タブレット端末やスマートフォンでも利用できる

久慈市立図書館(姉帯裕子館長)は今月から、パソコンやスマートフォンで閲覧できる電子書籍を貸し出す「電子図書館」サービスを始めた。来館しなくても、インターネット環境があればいつでもどこでも本を借りることができる。現在の貸し出し対象は100タイトルで、今後は利用状況に応じて充実を図る。
 利用者は市内に住んでいるか、通学・通勤している人が対象。24時間アクセスできる専用サイト「久慈市電子図書館」で書籍を借り、そのまま端末上で閲覧できる。事前に来館し、IDとパスワードの交付を受ける必要がある。
 貸し出しの上限は5冊で、期限は2週間。期限が過ぎた書籍は自動的に返却され、閲覧できなくなる。文字の拡大や読み上げ、画面の色の反転といった機能も備えており、目の不自由な人も見やすい。
 同館の指定管理者・図書館流通センター(TRC)によると、新型コロナウイルス感染拡大で全国の多くの図書館が休館や利用制限を余儀なくされる中、電子図書館が利用を伸ばしており、導入する自治体も増えているという。
 姉帯館長は「本との新たな出会いの場として試してみてほしい。紙の書籍とうまく使い分けていただけたら」としている。将来的には郷土資料の電子化も視野に入れる。
 岩手県内での電子図書館は、矢巾町に続き2例目。青森県内では、おいらせ町立図書館が導入している。