Free佐井・福浦地区でホップ収穫 商品化へ弾み

ホップを収穫する村民有志
ホップを収穫する村民有志

オリジナルクラフトビール造りに取り組む佐井村民有志約20人が6日、本年度整備した福浦地区の畑でホップを収穫した。今後は成分分析を経て醸造会社に製造を委託。“佐井村産ビール”の初めての一般販売を目指す。
 ビール造りは村が進める「日本で最も美しい村づくり」の一環。耕作放棄地対策と新たななりわい創出が狙いで、村民有志によるプロジェクトチームが中心となって進めている。
 福浦地区の畑は2アールほどの広さで、村民有志は5月下旬にチヌーク、マグナム、カスケード、センテニアル、ナゲット、クリスタルの6品種75株を植えた。順調に生育していたが、8月上旬の暴風雨を受けたためか、一部に表面が枯れたホップも見られた。
 収穫は8月26日に開始。9月6日は7月22日に開花を確認し、収穫適期となった36株のホップを摘み取った。全体の収穫は9月中に終える予定。
 今後は昨年度に整備した中道地区の畑で収穫したホップと合わせ、県産業技術センター弘前工業研究所に苦味の成分分析を依頼。結果を東京エールワークス(東京)に送り、既存のオレンジピールのビールに加え、新たにカシスビールと黒ビールも製造してもらう方針。
 プロジェクトチームのリーダーを務める奥本太朗さん(49)は、「福浦地区でも1年目からホップができてひと安心。新たに造る2種類のビールが楽しみだ」と語った。