Free防護柵効果 重大事故ゼロ/八戸久慈道と津軽道

今年1月に八戸久慈自動車道に設置されたワイヤロープ式防護柵(青森河川国道事務所提供)
今年1月に八戸久慈自動車道に設置されたワイヤロープ式防護柵(青森河川国道事務所提供)

青森河川国道事務所は、自動車専用道路の中央分離帯にワイヤロープ式防護柵を設置し、重大事故につながる対向車線へのはみ出し防止対策を強化している。設置が完了した今年1月以降、管内の八戸久慈自動車道と津軽自動車道では、車線逸脱や正面衝突などはゼロが続いており、一定の効果を発揮。だが、交通量の増加に伴い、中央分離帯に替わる防護柵への接触事故は増加傾向となっている。同事務所は「防護柵があるからといえ、気を抜かず安全運転を心掛けてほしい」と注意を促している。
 防護柵は、暫定2車線の高速道路で発生する車線逸脱や正面衝突といった事故防止対策として、国が導入を推進。昨年8月までに津軽道、今年1月までには八戸久慈道に設置された。
 設置以降、重大事故は発生してないものの、防護柵に車両が接触する事故は増加傾向だ。
 管内で先行導入した津軽道では、昨年7月から1年間で40件発生。発生場所は緩やかなカーブ区間が最も多く、原因は脇見運転19件、次いで前方不注意7件と運転手の不注意による事故が約6割を占めた。八戸久慈道に関しても、同様の傾向にあるという。
 同事務所道路管理第1課の大舘秀明課長は「疲れたら休憩するなどし、しっかりと集中して運転してもらいたい」と話した。