Free村特産トウモロコシ「郷のきみ」収穫盛ん/新郷

ずっしりと実の詰まった「郷のきみ」を手に取る生産者の滝沢和雄さん=1日、新郷村
ずっしりと実の詰まった「郷のきみ」を手に取る生産者の滝沢和雄さん=1日、新郷村

新郷村特産のトウモロコシ「郷(さと)のきみ」が、収穫期を迎えている。同村戸来の滝沢和雄さん(64)の畑では、黄金色の粒がびっしり詰まった実が育ち、甘みを蓄えている。
 郷のきみは、2009年から村農業後継者の会きみ部会が栽培し、多い年は年間約4万本を出荷した。品種は「ゴールドラッシュ」で、昼と夜の寒暖差が大きい高原の気候で引き出される強い甘みが特徴だ。
 約2・5ヘクタールある滝沢さんの畑では8月上旬から収穫を始め、1日までに約1万4千本を出荷した。今年は天候不順で生育の遅れが心配されたが、8月に入って日照が回復し、品質も良好だという。
 「収穫後は時間がたつごとに糖度が下がる」と、朝採りにこだわり、午前のうちに八戸市内のスーパーなどに出荷する。未明からの収穫作業は体力的に厳しいが、「鮮度が命。多くの人に一番おいしい状態で味わってもらいたい」と情熱を傾ける。収穫は10月上旬まで続く見通し。