Free北奥羽地方、各地で厳しい暑さ/八戸、三沢、久慈は猛暑日

日よけの下で、かき氷を食べるきょうだい=11日午前10時40分ごろ、八戸市
日よけの下で、かき氷を食べるきょうだい=11日午前10時40分ごろ、八戸市

北奥羽地方は11日、高気圧に覆われ、各地で厳しい暑さとなった。青森地方気象台によると、青森県内全23観測地点で今年最高気温を観測。八戸と三沢では、県内で今年初めて35度を超える猛暑日となった。岩手県北でも気温が上昇し、久慈では2007年の観測史上最高に並ぶ36・0度を記録した。
 青森県南地方の最高気温は、八戸35・5度、三沢35・3度、三戸34・0度、十和田33・7度、むつ31・2度。野辺地は観測史上最高の33・8度だった。
 八戸市小中野の田村氷販売店では、地域活性化の目的で、今年も高さ25センチほどの大きなかき氷を販売。同店の田村哲夫さん(66)は「子どもたちの笑顔がうれしい」と額の汗をぬぐった。
 宿題を済ませたご褒美として、きょうだいで来店した、江陽小5年の福士泰我君(10)は「今年初めて食べたかき氷はおいしくて涼しくなった。午後は熱中症に気をつけて部活動を頑張りたい」と、笑顔でほおばっていた。 同気象台によると、12日以降も高温が続く見通し。
日よけの下で、かき氷を食べるきょうだい=11日午前10時40分ごろ、八戸市

 
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