Free昼イカ漁始まる 魚体、量回復に期待/八戸港

小型イカ釣り船が近海で漁獲したスルメイカ=7日、八戸市第1魚市場
小型イカ釣り船が近海で漁獲したスルメイカ=7日、八戸市第1魚市場

八戸港で小型イカ釣り船によるスルメイカ漁が始まり、7日は2・2トンの水揚げがあった。市場関係者によると、まだはしりの状態で、昨年の同時期とほぼ同じ漁模様という。これから秋にかけ盛漁期を迎えるが、関係者は「回復するかどうか見通せない」と慎重な見方を崩さない。
 小型船の日中のスルメイカ漁は6日にスタート。7日は久慈市や大間町、北海道などの15隻が八戸沖や三沢沖といった太平洋沿岸で操業し、447箱(1箱5キロ入り)を水揚げした。
 サイズは胴体で15センチ前後が主体。八戸沖で操業した小型船の乗組員は「昨年より大きい気はするが、圧倒的に数が少ない」と渋い表情だ。競りでは25匹入り2300円~2千円、30匹入り2600円~1700円、それ以下のサイズは2700円~2千円で取引された。
 国内では5年にわたりスルメイカの不漁が続く。今年は日本海の石川県沖で小型船の漁が好調といわれるものの、ある市場関係者は「魚体は大きくない。今後は予測不能」と漏らす。
 小型船のスルメ漁は三沢漁港でも6月29日から行われており、三沢市漁協によると、今月7日は45隻が6・3トン(1269箱)を水揚げ。入札の結果、1箱当たりの平均単価は20匹入り2995円、25匹入り2299円、30匹入り2203円、それ以下のサイズは2275円の値が付いた。関係者は「船数の割に量は少ない」と現状を語り、復調を期待していた。