Freeアブラメの生態調査に協力 八戸水産高生、稚魚2500匹に標識付ける

アブラメの稚魚に標識を付ける生徒
アブラメの稚魚に標識を付ける生徒

青森県立八戸水産高(福嶋信校長)の海洋生産科の3年生6人が6月30日と7月1日、八戸市鮫の同校栽培漁業実習所で、アブラメの稚魚2500匹に標識を付ける作業を行った。
 同校は階上町と2018年度、同町が「町の魚」と定めるアブラメのブランド化を目指して官学連携協定を締結。標識付けは同校の課題研究の一環で、アブラメの生態を調査することを目的に初めて実施した。町と県栽培漁業振興協会(同町)が協力した。
 6月30日は、生徒たちが同協会の担当者の指導を受けながら、麻酔薬入りの水槽に入れて眠らせた稚魚に、リボンが付いた縫い針を刺す作業を繰り返した。終了後、同校の高橋涼さん(16)は「魚になるべくストレスを与えずに標識を付けられた。でかでかと育ってほしい」と話した。
 この日は約2千匹に標識を取り付けた。稚魚は一部を除き、8日に同町の大蛇漁港から放流予定。成長過程や回遊範囲、同港に根付くかなどを調査していく見通しだという。