Free医療従事者らに敬意を 新市美術館建設現場でアートプロジェクト/八戸

青色の入った写真を建設中の市美術館の仮囲いに貼り付ける学生ら=5日、八戸市番町
青色の入った写真を建設中の市美術館の仮囲いに貼り付ける学生ら=5日、八戸市番町

八戸市の現代芸術教室アートイズ(代表・佐貫巧八戸学院大短期大学部准教授)は5日、同市番町に建設中の市美術館の仮囲いに青色の入った写真を貼り付ける、アートプロジェクト「ハチノヘブルー2020」を始めた。新型コロナウイルスの対応に最前線で当たる医療従事者など「エッセンシャルワーカー」への敬意を表すとともに、コロナ禍における市民参加のアート活動に実験的に取り組む。
 プロジェクトでは、“八戸の青色”をイメージした写真を8月末まで電子メールで市民から募る。
 初日は同大短期大学部の学生や市職員、工事作業員ら約30人が、学生から集めた写真など計100枚を白いフェンスに貼り付けた。今後は毎週金曜に写真を加えていき、仮囲いが撤去される9月末まで展示する。
 佐貫代表は「アートの力で世の中をちょっとでも良くしていけたらという思いで企画した。ぜひ写真を投稿してほしい」と話した。
 問い合わせや写真の送付は現代芸術教室アートイズ=メールアドレスhachinoheblue@gmail.com=へ。
青色の入った写真を建設中の市美術館の仮囲いに貼り付ける学生ら=5日、八戸市番町

 
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