Freeボルダリング新施設完成 世界大会も可能/盛岡

岩手県営運動公園に整備された新しいボルダリング施設
岩手県営運動公園に整備された新しいボルダリング施設

岩手県が盛岡市の県営運動公園に整備していた新しいボルダリング施設が完成した。スピード、リードに続き、スポーツクライミング競技の3種目全ての施設が公園内にそろった。国際大会の開催も可能となり、スポーツクライミングの新拠点として期待される。
 新施設の屋外と屋内には、それぞれ競技用パネルを設置。高さはいずれも5メートルで、幅は屋外が国内最大規模の35メートル、屋内は22メートル。
 屋外は競技用の設定で、難易度の高い大きなホールドが設置されているのが特徴。屋内は難易度別に傾斜が異なり、練習や競技前のウオーミングアップなどで幅広く利用できる。
 県は2014年にリード、18年にスピードの施設をそれぞれ公園内に設置。残るボルダリング施設の整備に向け、昨年10月から約3億4500万円をかけて工事を進めていた。
 13日には内覧会が開かれ、県スポーツ振興事業団職員の昆脩太さん(27)がデモンストレーションを披露。昆さんは「壁は高く、ホールドも豪華。楽しみながら登れるし、いい練習にもなる」と感想を語った。
 利用に関する問い合わせは、岩手県スポーツ振興事業団=電話019(641)1127=まで。
岩手県営運動公園に整備された新しいボルダリング施設

 
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