Free「桜流鏑馬マスク」贈る 衣装生地などで手作り/十和田

小山田久市長(右から2人目)に手作りマスクを贈った十和田流鏑馬観光連盟の上村鮎子会長(右端)ら
小山田久市長(右から2人目)に手作りマスクを贈った十和田流鏑馬観光連盟の上村鮎子会長(右端)ら

新型コロナウイルス問題の対応に尽力している小山田久・十和田市長を激励しようと、十和田流鏑馬(やぶさめ)観光連盟(上村鮎子会長)は3日、市役所を訪れ、春を代表する同市のイベント・桜流鏑馬で着用する衣装の生地で制作した手作りマスク10枚を贈った。上村会長は「日頃、お世話になっている行政の人たちへの恩返しになれば」と語った。
 マスクは桜の花柄などさまざまな柄の生地で作られ、大きさは縦16~18センチ、横20センチ。折り目の付いたプリーツ型と立体型の2種類がある。
 同連盟が主催する桜流鏑馬は、今春、新型コロナウイルスの影響で中止となった。「へこんでばかりではいられない」と考えた上村会長は、桜流鏑馬の衣装などに使用した生地の活用を探り、会員と試作を重ねながら、4日間かけて“一点物”のマスクを完成させた。
 この日は、上村会長ら3人が市役所に訪れ、小山田市長に手作りマスクを手渡した。実際に着用して着け心地を試した小山田市長は「(同連盟の協力は)大変心強く、ありがたい」と感謝した。
 手作りマスクは、同連盟の加盟団体である十和田乗馬倶楽部(くらぶ)の売店とインターネットで販売している。1枚600円(税込み)。
 問い合わせは、十和田乗馬倶楽部=電話0176(26)2945=へ。営業時間は午前9時~午後5時。火曜休館。
小山田久市長(右から2人目)に手作りマスクを贈った十和田流鏑馬観光連盟の上村鮎子会長(右端)ら

 
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